男子テニスで世界ランク22位の
錦織圭が、2018年シーズン開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)に出場予定。
※12月22日に大会側が錦織の欠場を発表。(12月22日追記)
11月24日に都内で行われた記者会見で「なるべく早く治して、目標は1月から(ツアーに)出られるようにしたい」と意気込みを語った。
2017年シーズンは8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)の練習中に右手首を負傷。以降は全大会を欠場して休養に入り、2018年の復帰を目指している。
今季は錦織の他にも、2016年シーズンで結果を残した世界トップ選手たちがけがによりシーズン中盤から失速。トップ10に位置していた
A・マレー(イギリス)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
S・ワウリンカ(スイス)らがツアー離脱を余儀なくされ、近年稀に見る年となった。
今季のテニス界はツアースケジュールの過密日程などを理由に、故障や欠場といったネガティブな話題が多かった。しかし、その中でも
A・ズベレフ(ドイツ)、
N・キリオス(オーストラリア)、
D・ティーム(オーストリア)、
チョン・ヒョン(韓国)、
D・シャポバロフ(カナダ)ら若手選手の台頭は明るい材料の1つ。
中でもズべレフとティームは世界ランク上位8名のみが出場できるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に出場。チョンは21歳以下最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)で初代王者に輝いた。
ブリスベン国際の2017年大会で錦織は
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れるも準優勝を飾り、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)へ弾みをつけた。
2018年大会には、世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)、マレー、キリオス、
M・ラオニッチ(カナダ)、前回大会優勝者でNitto ATPファイナルズを制したディミトロフらも出場予定。
「治り次第大会に復帰して、いつもと同じようにマスターズやグランドスラムを獲れるように2018年も頑張っていきたい」と意気込んでいる錦織の復活に、日本のみならず全世界から注目が集まる。
WOWOWではこの大会の模様を連日生中継し大会初日から1月2日までを無料放送する。
■WOWOW番組情報■
全豪オープンテニス前哨戦!ブリスベン&ホップマンカップ
12月30日(土)〜2018年1月7日(日)連日生中継
[12月30日(土)〜2018年1月2日(火)無料放送]
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