女子プロテニス協会のWTAは28日に公式サイトで、元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は1月に行われる全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)での復帰が未定であると報じた。
WTAの公式サイトには、セリーナのコーチであるP・ムラトグルー氏がメディアへ、全豪オープンでの復帰はまだはっきりしていないと述べたと掲載されている。
出産を終えたセリーナは現在ツアーから離れており、全豪オープン2連覇と8度目の優勝を目標にしてきた。しかし、未だに出場の決断は下されていない。
セリーナは今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)期間中に、第一子を出産。そして、長女の父親であるアレクシス・オハニアン氏と先週挙式を挙げた。
2017年の全豪オープンでセリーナは2年ぶり7度目の優勝を果たし、
S・グラフ(ドイツ)を抜いて四大大会史上最多23勝目の偉業を達成。以降は公式戦に出場しておらず、現在の世界ランキングは22位へ後退している。
それでもセリーナは妊娠中もテニスから離れることはなかった。今年の夏にはコートに立ってボールを打つ動画をインスタグラムに掲載していた。
ムラトグルー氏は2012年からセリーナのコーチを務めていたが関係を解消。しかし、このオフシーズンに再びコーチとしてセリーナのチームへ戻っている。
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