ヨネックス株式会社は28日、グランドスラムで車いすテニス部門男子歴代最多46勝(シングルス24勝、ダブルス22勝)の記録を持つ
国枝慎吾と、テニス用具使用契約を締結した。
国枝は2017年11月開催のNEC車いすテニスマスターズ(イギリス)から、ヨネックスのラケットを使用する。
17歳から本格的に競技に取り組み始めた国枝は、2006年に世界ランキング1位を獲得。2007年には史上初となる車いすテニス男子シングルスの年間グランドスラムを達成し、以降は2009・2010・2014・2015年と5度の年間グランドスラムを果たすなど、名実共に世界No.1の選手。
国枝は「車いすテニスにおいてもますますスピード化が進む中、ラケットにスピン量とコントロールの両立を求めていたところ、テストする機会に恵まれました。ヨネックスのラケットはアイソメトリック形状でスウィートエリアが広くどんな体勢からでも返球でき、パワーが優れていることからEZONEを使用させていただくこととなりました。このMade in JAPANのヨネックスラケットとストリングで再び世界No.1を目指します」と力強くコメントした。
ヨネックスは、2004年から車いすテニスの日本代表ウエアや大会協賛等を通じて、車いすテニスの普及と発展に貢献。今後も、常に進化を目指す「独創の技術」と「最高の製品」で国枝をバックアップすると同時に、車いすテニスのさらなる普及・発展に努める。
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