錦織圭をはじめとする日本人選手が世界で活躍し、その多くのルーツがテニス留学であったことが知られてから、日本においてもテニス留学が非常に注目されている。
テニス留学で人気の国は、アメリカ、オーストラリア、スペインなど。日本よりも設備環境や気候、トレーニング技術が整った海外へのテニス留学は、選手としてさらなるレベルアップを図るためのひとつの方法として浸透しつつあるが、単にレベルアップだけを目的としない留学の形が注目を集めている。
今回は新たな形でテニス留学を提供している、バークレーテニスアカデミー(オーストラリア)のバークレー友子氏に話を聞いた。
「テニス留学というと、プロになるためのものと考えがちですが、留学生の多くが初心者や中級レベルの方です。年齢も9歳から70歳以上まで様々な方がいらしています。マンツーマンのような形式でのレッスンのため、どんなレベルでも受け入れが出来るアカデミーです」とテニス留学の意外な現状を語った。
留学と聞くとコミュニケーションに不安を感じるが、友子氏は「参加されるのに、特別に準備することはなく、英語力も問いません。でも一番大事なことは、心の準備です。国が違い文化や考え方が違うということは、レッスンの仕方も違いますから、違うものを受け入れることができる柔軟性を持っていていただきたいと思います。」
「現地では、日本人コーチやアドバイザーが常に目をかけ、テニス以外の生活の部分でも不安を感じることなく、しっかりと出来ているか、声をかけています。文化、習慣の違いの中で生まれる疑問、英語での表現の仕方、自分の意志を失礼に思われることなくどう伝えるかなど、国際社会で生きていく上で大事なヒントを得ることが出来るでしょう」と語った。

続けて、テニス留学のメリットを「テニスという共通の手段があるからこそ、出会いがあり、友達ができ、国際交流がより簡単になります。英語が出来なくても現地の人と同じ土俵に立つことが出来る、同じ場所で勝負が出来るというのは大きなメリットになりますね」とコメント。
最後に「テニスでレベルアップしたい人、日本では満足のいく成績が出せなかったからといって、テニスを諦めないでください。一生続けられるスポーツです。」
「オーストラリアはスポーツ大国で、スポーツが大好きな人がたくさんいます。日本とは違う環境のもと、テニスをしながら、思いがけないヒントをもらい上達のきっかけとなった人はたくさんいます。テニスをする皆さん、自信を持ってバークレーアカデミーにおいでください。ほんのちょっとの勇気で一歩踏み出してください」とエールを送った。
バークレーテニスアカデミーには様々なサーフェスのコートがあり、ハードコート3面、イタリアンクレーコート3面、アメリカンクレー1面、スイスクレー1面、オムニコート4面を完備。

レッスン内容は最新の技術指導と参加する人のレベルとニーズに合わせた指導、フットワーク指導、コンディショニングコーチによるトレーニングとなっている。
■テニス留学に関する情報はこちら><バークレーアカデミー日本事務局>
住所:東京都品川区東品川3-25-17-4F
電話番号:03-5781-1913
担当:衣笠、杉山
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