男子テニスのスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク38位の
杉田祐一は同49位の
D・シャポバロフ(カナダ)に6-4, 2-6, 6-7 (3-7)の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
>>スイス室内 対戦表<<この日、杉田は今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で予選から16強入りした驚異の18歳シャポバロフから第1セットを先取。
第2セットは先にブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれ、ファイナルセットは第3ゲームでブレークチャンスを握ったがこれを逃すと、続く第4ゲームでシャポバロフにブレークされる。その後、杉田は第7ゲームでブレークバックに成功したが、タイブレークの末に惜敗した。
今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で日本男子史上3人目のツアー優勝を成し遂げ杉田は、8強へ進出した楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)後に
錦織圭に次ぐ日本男子史上2人目の30位台へ浮上。
前週のイントゥルム・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)では準々決勝で元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れるも善戦した。
一方、勝利したシャポバロフは2回戦で、第7シードの
A・マナリノ(フランス)と
R・ベーメルマンス(ベルギー)の勝者と対戦する。
今大会の第1シードは2年ぶり8度目の優勝を狙う
R・フェデラー(スイス)、第2シードは昨年の決勝で錦織を破りスイス・インドアを初制覇した
M・チリッチ(クロアチア)、第3シードは
D・ゴファン(ベルギー)、第4シードはデル=ポトロ。
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