男子プロテニス協会のATPは16日、公式サイトで世界ランク35位の
A・ルブレフ(ロシア)が今季から新設された21歳以下の最終戦であるネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)への出場が確定したと発表した。2017年のネクスト・ジェネレーションATPファイナルズに出場が確定したのは同5位の
A・ズベレフ(ドイツ)に次いで2人目。
今大会は今年新設され、21歳以下の選手を対象に11月7日から11日までの5日間にかけて行われる。1月からレギュラー・シーズンが終わるまでに獲得したポイントで争う「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場することが出来る。
試合形式は4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチで、ノーアドバンテージで行われる。また、サーブがネットに当たって相手コートに入った場合でもそのまま試合が続行されるノーレットルールや、1セットに1回コーチングを受けられるコーチングルールなど適用される。
19歳のルブレフは今年7月のクロアチア・ウマグ・オープン(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝を飾り、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では四大大会初のベスト8に進出。現在は世界ランキングで自己最高の35位に位置している。
また、すでにネクスト・ジェネレーションATPファイナルズに出場を決めている20歳ズベレフは、Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)の出場も確定している。
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