男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が19歳の
A・ルブレフ(ロシア)を6-2, 6-3のストレートで下し、大会初のベスト4進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得したズベレフは1度もブレークポイントを与えずに第1セットを先取。
続く第2セットも依然として激しい打ち合いになったが、ズベレフが第4ゲームで先にブレークに成功。リードを守りきってストレート勝ちをおさめた。
準決勝では、第8シードの
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは、準々決勝で対戦した世界ランク73位の
S・ダルシス(ベルギー)が途中棄権したため、思わぬ形でベスト4進出を決めた。
20歳のズベレフは今季、8月のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」2勝目をマークするなど好調をキープしていたが、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2回戦で敗退。前週のシンセン・オープン(中国/シンセン、ハード、ATP250)は、準々決勝で
D・ズムル(ボスニア)に敗れた。
一方、2回戦で第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を破る番狂わせを起こした世界ランク39位のルブレフだったが、大会初のベスト4進出とはならなかった。


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