男子テニスの国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)は18日に行われたシングルス第1試合で
杉田祐一がエース対決を制し、日本のワールドグループ残留を決めた。
29歳の誕生日を勝利で飾った杉田は、自身のツイッターで「役割を果たす事ができひとまずホッとしています。来年は更にパワーアップして帰ってきます」と喜びを綴った。
昨年のワールドグループプレーオフ ウクライナ戦で日本は5連勝をおさめてワールドグループ残留を決めたが、今年2月のワールドグループ1回戦ではフランスに1-4で敗れた。
初日の15日、第1試合で杉田がストレート勝ちすると第2試合では
添田豪が激闘を制して日本はワールドグループ残留に王手をかけたが、台風の影響で16・17日は中止に。18日は天候が回復し、
マクラクラン勉/
内山靖崇組が
M・メロ(ブラジル)/
B・ソアレス(ブラジル)組に挑んだが、ストレートで敗れた。
そして、杉田が
T・モンテイロ(ブラジル)をストレートで破り、日本のワールドグループ残留となった。
シングルスで1勝をあげた添田は、フェイスブックに「ワールドグループ残留という大きな使命を受けて戦ったブラジル戦は大きな重圧の中、チームに貢献する事が出来ました。この舞台で戦う事は自分を大きく成長させてくれました」と振り返った。
内山はツイッターに「ファンの皆様、会場、テレビでの応援本当にありがとうございました!!もの凄く力になりました」と綴っている。
【15日】
・シングルス第1試合:杉田祐一 6-2, 7-5, 7-6 (7-5) G・クレザー
・シングルス第2試合:添田豪 3-6, 6-4, 6-3, 6-7 (1-7), 6-4 T・モンテイロ
【18日】
・ダブルス第1試合:マクラクラン勉/ 内山靖崇 6-7 (2-7), 4-6, 2-6 M・メロ/ B・ソアレス
・シングルス第1試合:杉田祐一 6-3, 6-2, 6-3 T・モンテイロ
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利となる。
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