男子テニスの国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)は初日の15日、シングルス2試合が行われ、世界ランク42位の
杉田祐一と同139位の
添田豪が勝利し、2連勝した日本はワールドグループ残留に王手をかけた。
>>マクラクラン/ 内山組 1ポイント速報<<錦織圭、
ダニエル太郎、
西岡良仁が不在の中、日本から杉田がシングルス第1試合に登場。2セットを連取するも、第3セットは先にブレークを許して追いかける展開となったが、タイブレークをものにして1勝目をあげた。
続く第2試合はベテランの添田がサウスポーの
T・モンテイロ(ブラジル)と対戦。第4セットとファイナルセットでサービング・フォー・ザ・マッチをブレークバックされたが、最後はホームの声援を力に変えて劇的な勝利をおさめた。試合時間は3時間39分。
大会2日目の16日はB・マクラクラン/
内山靖崇組と
M・メロ(ブラジル)/
B・ソアレス(ブラジル)組が対戦する予定。
日本は昨年のワールドグループプレーオフ ウクライナ戦で5連勝をおさめてワールドグループ残留を決めた。今年2月のワールドグループ1回戦ではフランスに1-4で敗れ、今回のプレーオフを戦っている。
日本とブラジルの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:杉田祐一 6-2, 7-5, 7-6 (7-5) G・クレザー
・シングルス第2試合:添田豪 3-6, 6-4, 6-3, 6-7 (1-7), 6-4 T・モンテイロ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:B・マクラクラン/ 内山靖崇 vs M・メロ/ B・ソアレス
【大会3日目】
・シングルス第1試合:杉田祐一 vs T・モンテイロ
・シングルス第2試合:添田豪 vs G・クレザー
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行なう。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利となる。
■関連ニュース■
・錦織 杉田を評価「30・20位」・錦織 肘動かせるようになった・錦織 右手首の近況を報告