テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、第20シードで世界ランク22位の
C・バンデウェイ(アメリカ)が第1シードで同1位の
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>フェデラーvsデルポ 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この日、先にブレークに成功したバンデウェイだったが、第8ゲームでブレークバックを許してタイブレークへ突入。女王プリスコバと互角の打ち合いを見せ、最後はポイントを連取して第1セットを先取する。
その後、ペースを掴んだバンダウェイは持ち味である強打で試合の流れを引き寄せ、勝利を手にした。
準決勝では、第15シードの
M・キーズ(アメリカ)と予選勝者の
K・カネピ(エストニア)のどちらかと対戦する。
現在25歳のバンダウェイは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で
A・ケルバー(ドイツ)、
G・ムグルサ(スペイン)らトップ選手を破る快進撃で四大大会初のベスト4へ進出。
その後、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では1回戦敗退を喫するも、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では8強入りを果たした。
今大会は、1回戦で1回戦で
A・リスケ(アメリカ)、2回戦で
O・ジャブール(チュニジア)、3回戦で第10シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、4回戦で
L・サファロバ(チェコ共和国)を下して大会初の準々決勝進出を決めていた。
一方、敗れた昨年準優勝のプリスコバは、1回戦で
M・リネッタ(ポーランド)をストレートで下し、続く2回戦の
N・ギブズ(アメリカ)、3回戦の第27シードの
ザン・シュアイ(中国)でいずれも第1セットを落とす苦しい試合を勝ち抜き、4回戦では
J・ブレイディ(アメリカ)に快勝で準々決勝へ駒を進めていた。
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