テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク69位で18歳の
D・シャポバロフ(カナダ)は第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に6-7 (2-7), 6-7 (4-7), 6-7 (3-7)のストレートで敗れて快進撃はストップし、四大大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>クエリーvsズベレフ兄 1ポイント速報<<>>シャラポワvsセバストバ 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<両者初の対戦となったこの日、第6ゲームでブレークに成功したシャポバロフは勢いそのままに試合を展開するが、第9ゲームでブレークバックを許す。第12ゲームでは3度のセットポイントを掴むが活かせずにタイブレークへ突入。その後はカレノ=ブスタにリードされると、わずか2ポイントしか取れずに第1セットを落とす。
続く第2セット、ミスを重ねてゲームカウント2-5に追い込まれたシャポバロフだったが、土壇場でカレノ=ブスタのサービスゲームを破ってまたもタイブレークへ。しかし、このセットも取り切れずに2セットダウンへ追い込まれる。
その後、第3セットでは息を吹き返したシャポバロフが第1ゲームから3ゲームを連取。しかし、安定したプレーを見せたカレノ=ブスタにブレークバックされ、この試合3度目のタイブレークへ。最後は勢いに乗るカレノ=ブスタに攻め込まれ、2度のマッチポイントをしのぐも力尽きた。
今大会、シャポバロフは予選3試合を勝ち抜いて本戦入りを果たし、1回戦で
D・メドヴェデフ(ロシア)、2回戦で第8シードの
JW・ツォンガ(フランス)、3回戦で
K・エドモンド(英国)を破る快進撃でグランドスラム初のベスト16進出を果たしていた。
一方、勝利したカレノ=ブスタは準々決勝で第16シードの
L・プイユ(フランス)と第29シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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