女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード、WTAプレミア)は31日に開幕を迎える。同大会には元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)がワイルドカードで出場し、約2カ月半ぶりの実戦復帰を果たす。
>>錦織らシティOP組み合わせ<<>>錦織 2回戦1ポイント速報<<今年4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)でドーピング違反による出場停止処分から復帰したシャラポワは、その後ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTAプレミア・マンダトリー)とBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア)に出場。BNLイタリア国際では2回戦で左太ももの負傷により途中棄権した。
その後はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を含め芝シーズンの全大会を欠場。
現在30歳のシャラポワは、18歳でロシア女子テニス選手で初となる世界ランキング1位の座に登り詰める。以降は肩の怪我などにより長期の戦線離脱を余儀なくされる時期もあったが、2012年には全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で初優勝を果たすと同時に女子テニスで史上10人目の生涯グランドスラムを達成した。
また、今大会は日本勢から世界ランキング48位の
大坂なおみと同81位の
土居美咲が出場。大坂は予選勝者のC・ドルハイド(アメリカ)、土居は世界ランク129位の
K・デイ(アメリカ)と1回戦で対戦する。
シード勢は第1シードが
G・ムグルサ(スペイン)、第2シードがP・クビトバ、第3シードが
M・キーズ(アメリカ)、第4シードが
A・パブリュチェンコワ(ロシア)、第5シードが
A・コニュー(クロアチア)、第6シードが
C・バンデウェイ(アメリカ)、第7シードが
L・ツレンコ(ウクライナ)、第8シードが
C・ベリス(アメリカ)。
上位4シードは1回戦免除のため、2回戦から登場する。
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