テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)が第16シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)との激闘を2-6, 7-6 (8-6), 7-5, 5-7, 6-1のフルセットで制し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、1度もブレークポイントを握ることが出来ずに第1セットを落としたチリッチだったが、続く第2・3を連取して勝利に王手をかける。
第4セットを落としたものの、ファイナルセットでは2度のブレークに成功して3時間29分の激闘を制した。
準決勝では、第27シードの
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。クエリーは、準々決勝で第1シードの
A・マレー(英国)をフルセットで下しての勝ち上がり。
ウィンブルドンに11年連続出場のチリッチは、2014年から3年連続でベスト8進出を果たしている。
今シーズンは、TEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)でタイトルを獲得。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦で敗れたが、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではベスト8に進出した。
一方、
R・ナダル(スペイン)との激闘を制して準々決勝に駒を進めていたミュラーだったが、惜しくも四大大会初のベスト4進出とはならなかった。
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