テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルス4回戦が行われ、昨年ファイナリストで第6シードの
M・ラオニッチ(カナダ)が第10シードの
A・ズベレフ(ドイツ)に4-6, 7-5, 4-6, 7-5, 6-1のフルセットで勝利し、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、第1セットを落としたラオニッチだったが、第2セットで接戦の末に取り返しセットカウント1-1に。その後も両者譲らず、試合はファイナルセットまでもつれ込む。
集中力を切らさずに攻め込んだラオニッチは、ファイナルセットの第3ゲームから5ゲームを連取してズベレフに反撃の隙を与えず、最後は23本目のサービスエースを叩き込んで3時間23分の激闘に終止符を打った。
準々決勝では、第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは、同日の4回戦で第13シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
現在26歳のラオニッチは今大会、1回戦で
J・シュトルフ(ドイツ)、2回戦で
M・ユーズニー(ロシア)、3回戦で第25シードのA・ラモス=ヴィノラスを下して4回戦へ駒を進めていた。
昨年のウィンブルドンではR・フェデラーらを下して四大大会初の決勝に進出し、
A・マレー(英国)に敗れるも準優勝を飾った。
今季の四大大会では、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト8、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では4回戦へ進出。
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