テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク589位の
E・ガルビス(ラトビア)を6-4, 6-1, 7-6 (7-2)のストレートで下してベスト16進出を果たし、2年ぶり4度目の優勝へ前進した。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、ジョコビッチは序盤でブレークを許したが逆転で第1セットを先取すると、第2セットは圧倒してセットカウント2-0と勝利へ王手をかけた。第3セットは一進一退の攻防からタイブレークを制し、2時間13分で勝利した。
4回戦では、世界ランク51位の
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは3回戦で第15シードの
G・モンフィス(フランス)をフルセットで破っての勝ち上がり。
昨年のウィンブルドン3回戦で波乱に見舞われたジョコビッチは一時不調に陥ったが、今年は芝のシーズンに入ると前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で優勝し、勢いに乗って今大会へ臨んでいる。
一方、敗れた元世界ランク10位のガルビスは、2回戦で第29シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)をストレートで破っての勝ち上がりだった。


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