男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は19日、シングルス1回戦が行われ、第9シードの
N・キリオス(オーストラリア)は世界ランク55位の
D・ヤング(アメリカ)との対戦中、芝に足をとられて転倒し第1セット終了時に途中棄権を申し入れた。
>>錦織vsベルダスコ 1ポイント速報<<>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日の第1セット、ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームでキリオスは滑りやすい芝のコートに右足をとられ、コートへ倒れ込んだ。左臀部を治療して試合は再開されたが、タイブレークの末にこのセットを落とし、棄権となった。
現在22歳のキリオスは今季、3大会でベスト4へ進出するも未だタイトル獲得には至っていない。先日の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2回戦で世界ランク56位の
K・アンダーソン(南アフリカ)に逆転で敗れていた。
一方、勝利したヤングは2回戦で
V・トロイキ(セルビア)と
J・ティプサレビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。
今大会のシード勢は第1シードが
A・マレー(英国)、第2シードが
S・ワウリンカ(スイス)、第3シードが
M・ラオニッチ(カナダ)、第4シードが
M・チリッチ(クロアチア)、第5シードが
JW・ツォンガ(フランス)、第6シードが
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第7シードが
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第9シードがキリオス。
第8シードで出場予定だった
J・ソック(アメリカ)は怪我により欠場している。


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