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マレー デルポ戦「ベスト」

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第29シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を7-6 (10-8), 7-5, 6-0のストレートで下してベスト16進出を果たした第1シードのA・マレー(英国)が、会見で試合を振り返った。

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「シーズンの初めは良い試合があった。クレーシーズンでは今日の試合がベストマッチだろう。特に第2セットと第3セットは」と、マレー。

この日、第1セットの第9ゲームでデル=ポトロから5-3と追い込まれたマレーだったが、このピンチをしのいでタイブレークへ突入。その後、セットポイントを握られる場面もあったが、デル=ポトロの凡ミスにも助けられ、このセットを先取。

その後、第2セットも取り流れを掴んだマレーは、第3セットでデル=ポトロに1ゲームも与えない試合を展開し、2時間53分で勝利を手にした。

会見でマレーは「第1セットは明らかに大切だった。あのセットだけで1時間25分くらいはかかっていた。今日のコンディションは遅くてボールも重かった。そんな中で劣勢から挽回するのは難しかった」

「第1セット終わりの彼のリアクションは、明らかに落胆したものだった。彼はあのセットを取るチャンスがいくつかあったけど、セットポイントでダブルフォルトなども犯していた。色んな意味で第1セットは重要だった」と試合を振り返った。

また、対戦したデル=ポトロについて「(デル=ポトロのフォアハンドは)ビッグショット。今日はフォアハンドでかなり打ち込まれてしまった。バックサイドのコーナーへ打ち込まれた。それを予測するのは難しい」と話していた。

続く4回戦では、第21シードのJ・イズナー(アメリカ)と世界ランク53位のK・カチャノフ(ロシア)の勝者と対戦する。この試合は3日に行われていたが、雨により4日へ順延。試合はコート2の第1試合に組まれ、カチャノフから7-6 (7-1)の第2セットから試合再開となる。






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