25日、テニスの全仏オープン・ジュニア2017の本戦出場権をかけた「全仏オープン・ジュニア2017ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES パリ決勝大会」(フランス/パリ、レッドクレー)に出場する白石光(東京都/有明ジュニアテニスアカデミー所属/16歳)がインタビューに応じ、意気込みを語った。
白石は今年3月に行われた日本予選で優勝し、今大会への出場を決めた。
この日、日本ではあまりプレーすることが出来ないサーフェスのレッドクレーについて「日本にいる時、クレーコートは年に1・2回やるかやらないかなので、慣れていない」と赤土の感想を述べた。
続けて「日本のクレーコートとは違って、結構跳ねます。思っていた以上に球足が速くて最初は打点が合わなかったけど、この2日間は構えの準備を速くすることを考えて練習して調子が良いです。試合当日はすごく楽しみです」と本戦出場権獲得へ自信を見せた。
美しく、歴史がある全仏オープン。そのローランギャロスで戦うチャンスを日本のジュニアにも与えられた今大会については「本当に感謝していますし、頑張らないといけない気持ちです」と16歳の白石は重みを感じていた。
また、憧れの選手は男子テニスで世界ランク1位の
A・マレー(英国)と話し、趣味はサンドウィッチマン、東京03、陣内智則らのお笑い鑑賞と笑顔で答えた。
心技体が問われ、ごまかしがこのレッドレーで白石は本戦出場権をかけて、現地26日に行われる第一関門の予選リーグ突破を目指す。
今大会は日本予選大会を優勝した白石と永田杏里(愛知県/南山高等学校女子部所属/17歳)の2名が、世界5カ国(中国、インド、ブラジル、韓国、アメリカ)の予選大会優勝選手たちと全仏オープン・ジュニアの本戦出場権をかけて戦う。
26日にフランス・パリ市内の名門クラブで行われる予選グループリーグを勝ち抜いた各グループ1位の選手が、27日の全仏オープンの会場で行われる決勝で本戦出場権を争う。
昨年、男子は
田島尚輝が惜しくも予選リーグ敗退。女子は
清水綾乃が
佐藤久真莉を決勝で破り、本戦への切符を手にした。
【開催概要】<日本語正式名称>
全仏オープン・ジュニア2017ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES パリ決勝大会
<英語正式名称>
RENDEZ-VOUS A ROLAND-GARROS IN PARTNERSHIP WITH LONGINES(ランデブー ア ローラン・ギャロス ジャパン イン パートナーシップ ウィズ ロンジン)
<日時>
2017年5月26日(金)、27日(土)※フランス現地時間
<試合形式>
・ベスト オブ スリータイブレークセット
・26日(金) 男女それぞれA・Bのグループリーグに分かれて試合を実施
・27日(土) 各グループ1位にて決勝戦を実施
※男女それぞれの優勝者には全仏オープン・ジュニア2017大会出場権を付与
<会場>
26日(金) フランス・パリ市内 名門クラブ
27日(土) 全仏オープン会場 ローラン・ギャロス内コート
<主催>
フランステニス連盟 (FFT)
<オフィシャルパートナー>
ロンジン
<出場選手>
各国予選大会を勝ち抜いた13歳から18歳までのプレーヤー 男女各6名
■男子
1.シタント・バンティア(インド)
2.ジョアォ・フェレイラ(ブラジル)
3.白石光(日本)
4.パク・ミン=ジョン(韓国)
5.シェン・タン(中国)
6.マイケル・ヘラー(アメリカ)
■女子
1.永田杏里(日本)
2.パク・ソーヒョン(韓国)
3.ナタリア・ウルフ=ガスパリン(ブラジル)
4.ウェイ・シージャ(中国)
5.マリカ・マラーティ(インド)
6.コリー・ガウフ(アメリカ)
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