ユニクロは、2012年から約5年間、グローバルブランドアンバサダーとして活躍した男子テニスで世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)へ感謝の手紙を送り、その内容を公式サイトに掲載した。
・手紙の全英文(期間限定での公開)2012年からユニクロのウエアを身にまとい、約5年間で四大大会7度の優勝を飾ったジョコビッチへ、ユニクロの代表取締役会長兼社長である柳井正氏は「いつでもあなたとの友情を失わない。決して変わることはない。あなたとともに走り続けた日々は誇りであり、冒険だった」と綴った。
アンバサダーを務めたジョコビッチは「ユニクロの顔」になり、「ユニクロの想い」を持って戦い続けた。
2016年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で初優勝を飾り、史上8人目となる生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会で優勝)の快挙を達成。また、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で歴代最多30勝を記録するなど、数々の偉業を成し遂げた。
ユニクロを運営するファーストリテイリングは「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」をミッションとしており、ジョコビッチは試合以外でもその期待に応えた。それは、ジョコビッチ自身がユニクロと共同で発案したプロジェクトである「Clothes for Smiles」。
このプロジェクトは、ユニクロのヒートテックとウルトラライトダウンの売り上げから10億円のファンドを設立し、未来をつくる子どもたちに夢と希望を提供するもの。
柳井氏は「平和への愛、世界中の子どもたちへの思いやり、素晴らしいユーモアのセンス、全ての行動から伝わる人間性。あなたは至るところで、我々に刺激を与えてくれた」と感謝の意を表した。
最後に「全ての物事には始まりがあり、終わりがある。そして今、あなたの旅は違う道に進む。我々はこれからもあなたの成功を願い、あなたが今後何をしていくのかを楽しみに見守っている。ノバクさん、これまでありがとう」と柳井氏は締めくくった。
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