テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)本戦と予選のワイルドカード(主催者推薦枠)を与えられなかった元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)は、17日にツイッターで胸中を告白した。
>>錦織vsデルポ 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<2012・2014年の全仏オープン女王であるシャラポワは、16日にフランス・テニス協会が発表したワイルドカードを受けて「私自身が再び這い上がるために必要であれば、そのために毎日全力を尽くすだけ。どんな言葉も、試合も、決定も、私の夢を妨げるものにはならない。そして、私にはたくさんの夢がある」と綴り、再起を誓った。
シャラポワは昨年1月に受けたドーピング検査で禁止薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たことにより、当初2年間の出場停止処分を国際テニス連盟(ITF)から言い渡された。しかし判決を不服とし、スポーツ調停裁判所(CAS)に控訴した結果、15カ月の出場停止処分へ減刑された。
そして、今年4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)でワイルドカードを与えられて復帰し、ベスト4進出。その後も2大会へ出場し、失効した世界ランキングは現在211位まで戻している。
今年の全仏オープンの予選は22日、本戦は28日に開幕する。
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