女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア)は16日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の
M・シャラポワ(ロシア)は第16シードの
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)と対戦し、4-6, 6-3, 2-1とリードした場面で左太ももの負傷により途中棄権を申し入れた。
>>錦織vsフェレール 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<この日、第1セットを落としたシャラポワだったが、続く第2セットでは1度のブレークに成功してセットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットでも第1ゲームでブレークして先にリードしたシャラポワだったが、負傷した左太ももの影響で第3ゲーム終了後に試合続行は厳しいと判断し、途中棄権を申し入れた。
世界ランク211位のシャラポワは、ドーピング違反から1年3カ月ぶりの復帰戦となった4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)でベスト4へ進出。前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー)では2回戦で敗れた。
今大会は、1回戦で世界ランク58位の
C・マーケイル(アメリカ)をストレートで下し、復帰3大会目の初戦も白星で飾っていた。
また、試合直前にはフランス・テニス協会が28日から開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の本戦と予選のワイルドカード(主催者推薦枠)を発表し、シャラポワは推薦枠を獲得することは出来なかった。
一方、3回戦へ駒を進めたルチッチ=バーロニは3回戦で第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)と予選勝者の
A・コンタベイト(エストニア)の勝者と対戦する。
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