男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)は3日、シングルス2回戦が行われ、今季限りで引退を表明している39歳の
T・ハース(ドイツ)は第7シードの
J・シュトルフ(ドイツ)に4-6, 5-7のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この日、元世界ランク2位のハースはキレのあるバックハンドのウィナーを決めるなどで見せ場を作ったが、最後はシュトルフに7本目のサービスエースをセンターに叩きつけられ、1時間28分で力尽きた。
1996年にプロへ転向したハースはこれまで15大会で優勝しており、今年は四大大会に次ぐグレード「ATPマスターズ1000」のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、ATP1000)で
B・ペール(フランス)を破り初戦を突破した。BMWオープンでは2013年にタイトルを獲得している。
一方、勝利したシュトルフは、準々決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは初戦の2回戦でJ・シャーディをストレートで下しての勝ち上がり。
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