男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)は18日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位の
B・ペール(フランス)や同49位の
B・チョリッチ(クロアチア)らが1回戦で敗退した。
ペールは元世界2位の
T・ハース(ドイツ)に2-6, 3-6のストレートで敗北。試合中フラストレーションを爆発させたペールは、観客に向かってハースに対する暴言を放った。「あいつなんてなんでもない、2秒あれば6-2, 6-2で勝つ」と言い放ち、第2セットの第2ゲームではフォアハンドをアウトした際に怒りそのままにラケットを地面に投げつけて破壊した。
ハースの妻、サラ・フォスターはペールの試合中と記者会見での態度に対して「トミーはオーストラリアであのアホと対戦した時に肺炎を患っていた。記者会見でそれを発表した?いいえ、しなかったわ」とツイッターで反論した。
また、J・シャーディに6-7(3-7), 6-3, 3-6で敗れたチョリッチはフラストレーションでキャップを地面に投げつけ、それでも足りずにラケットで叩きつけた。それでも怒りはおさまらず、最後はチェンジコートの際にラケットでキャップを自身のベンチに打ち込んだ。
F・ロペス(スペイン)に6-7(6-7), 5-7で敗れた
D・メドヴェデフ(ロシア)は試合中にラケットを右手で放り投げている。
大会4日目の19日は、第1シードの
A・マレー(英国)、2014年大会で優勝を飾っている第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)、2005年から2012年にかけて前人未到の8連覇を成し遂げた
R・ナダル(スペイン)らが登場する。
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