男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、 ATP1000)は18日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク655位の
T・ハース(ドイツ)が同40位の
B・ペール(フランス)に6-2, 6-3のストレートで勝利し、2回戦進出を果たした。
>>モンテカルロ・マスターズ対戦表<<39歳のハースは、
錦織圭世代の27歳のペールを相手に危なげない試合を展開。試合を通じて5度のブレークを奪い、1時間8分で勝利をおさめた。
前回対戦した1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦ではハースが第2セット途中でリタイアしていた。
2回戦でハースは第9シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。両者は今回が5度目の対戦で2勝2敗のタイ。
元世界ランク2位のハースは今シーズン、フェイズ・サロフィム&Co. 米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)で
R・オペルカ(アメリカ)に年の差20歳という記録的勝利をあげたのみで、ここまで2勝4敗。キャリア通算では565勝328敗で15大会で優勝、グランドスラムは未だに無冠である。
ハースは今大会に9年ぶりの出場、最後に出場した2008年には1回戦で
O・ロクス(ベルギー)と対戦したが、途中棄権した。
今大会1回戦免除のシード勢8名は、第1シードに
A・マレー(英国)、第2シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードに
S・ワウリンカ(スイス)、第4シードに
R・ナダル(スペイン)、第5シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第6シードにD・ティエム、第7シードに
JW・ツォンガ(フランス)、第8シードに
G・ディミトロフ(ブルガリア)。
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