男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は29日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)は世界ランク84位の
H・セバリョス(アルゼンチン)に6-3, 6-4のストレートで勝利し、大会10度目の優勝に王手をかけた。
>>バルセロナ対戦表<<準決勝まで快勝を続けているナダルは第1セット、第4ゲームでブレークに成功してこのセットを先取すると、第2セットでは互いにサービスキープが続いたが、第9ゲームでブレークして1時間34分で勝利し、2年連続10度目の決勝進出を果たした。
世界ランク5位のナダルは同大会で9度の優勝を誇る。昨年の決勝では世界ランク7位の
錦織圭と対戦し、6-4, 7-5のストレートで勝利した。前週のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)では10度目の優勝を果たし、「クレーキング」復活を予感させている。
決勝では世界ランク9位で第4シードのD・ティエムと対戦する。両者は過去に3度顔を合わせており、ナダルが2勝1敗。全てクレーでの対戦である。
ティエムは、準々決勝ではラッキールーザーで出場の世界ランク91位の
杉田祐一、準決勝では世界ランク1位で第1シードの
A・マレー(英国)を下しての勝ち上がり。
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