女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)は23日、シングルス予選2回戦が行われ、予選第1シードの
大坂なおみは世界ランク263位のA・ザジャ(ドイツ)に5-7, 6-3, 7-6(10-8)の逆転勝ちを収め、予選決勝へ駒を進めた。
第1セットを先取された大坂は第2セットを6-3で奪い返すも、第3セットではブレークを先に許し、一時は2-5とリードされてマッチポイントを掴まれる。
だが大坂はここから驚異的な粘りを見せて5-5に追いつき、その後互いにキープをしてタイブレークに突入。
タイブレーク、先にマッチポイントを握ったのはザジャだった。
大坂はカウント5-6、そして6-7の場面を凌ぐと、9-8で自身に初めて訪れたマッチポイントをものにして、2時間半の激闘を制した。
大坂は前日の予選1回戦で127位の
A・ムハンマド(アメリカ)を4-6, 6-4, 6-2で下しており、2試合連続での逆転勝利となった。
24日に行われる予選決勝では、世界ランク305位のK・ホブガルスキ(ドイツ)と対戦する。
ホブガルスキは予選1回戦で第5シードの
尾崎里紗を3-6, 6-3, 6-4で下している。
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