男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は20日、シングルス3回戦が行われ、大会史上最多10度目の優勝を狙う第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第14シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-1, 6-1の完勝で下し、13年連続のベスト8進出を果たした。
>>モンテカルロ対戦表<<この日に20歳の誕生日を迎えたズベレフを寄せつけず、完璧な試合を展開したナダルは、第2セットでミスが目立ち始めたズベレフの隙をついてさらに引き離し、1時間8分で勝利を手にした。
準々決勝では、
J・シュトルフ(ドイツ)と
D・シュワルツマン(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
現在30歳のナダルは、モンテカルロ・ロレックス・マスターズに今年で14度目の出場。2005年から2012年にかけて前人未到の8連覇を果たし、昨年は決勝で
G・モンフィス(フランス)を下して4年ぶり9度目の優勝を飾った。
ボトムハーフ(ドローの下半分)に位置するナダルは、準決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する組み合わせ。ジョコビッチは、同日の3回戦で第13シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と顔を合わせる。
今大会の上位シード勢は、第7シードの
JW・ツォンガ(フランス)と第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が初戦敗退、第1シードの
A・マレー(英国)と第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第6シードのD・ティエムは同日の3回戦で姿を消した。
第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)はベスト8進出を果たしている。
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