男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝、アメリカ対オーストラリア(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は8日、ダブルス第1試合が行われ、
S・ジョンソン(アメリカ)/
J・ソック(アメリカ)組が
S・グロス(オーストラリア)/
J・ピアース(オーストラリア)組を3-6, 6-3, 6-2, 2-6, 6-3の熱戦の末に破り、最終日へ望みを繋いだ。
前日に行われたシングルス2試合でいずれもオーストラリアに敗れていたアメリカは、2敗を喫して崖っぷちに立たされていた。
この日、アメリカチームのダブルスには当初
S・クエリー(アメリカ)が出場予定となっていたが、ソックに変更。両組一歩も譲らずフルセットにもつれる接戦となったが、ファイナルセットではジョンソン/ ソック組がグロス/ ピアース組に1度もブレークを許さない試合を展開し、2時間32分で勝利を手にした。
最終日のリバース・シングルスでは、第1試合に
N・キリオス(オーストラリア)対ソック、第2試合に
J・トンプソン(オーストラリア)対
J・イズナー(アメリカ)が行われる予定。
アメリカとオーストラリアは過去に46度対戦しており、アメリカから26勝20敗。昨年のワールドグループ1回戦で対戦した時はアメリカが3-1で勝利していた。
アメリカは、ワールドグループ1回戦で第5シードのスイスに5-0で勝利して準々決勝へ駒を進めている。
アメリカとオーストラリアの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
シングルス第1試合:J・ソック 3-6, 6-3, 6-7 (4-7), 4-6 J・トンプソン
シングルス第2試合:J・イズナー 5-7, 6-7 (5-7), 6-7 (5-7) N・キリオス
【大会2日目】
ダブルス第1試合:S・ジョンソン/ J・ソック 3-6, 6-3, 6-2, 2-6, 6-3 S・グロス/ J・ピアース
【大会3日目】
シングルス第1試合:N・キリオス vs J・ソック
シングルス第2試合:J・トンプソン vs J・イズナー
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