女子テニスのボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTAプレミア)は4日、シングルス1回戦が行われ、元天才少女で35歳の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)が予選勝者の
A・クルニッツ(セルビア)を6-1, 4-6, 6-3のフルセットで下し、2年連続で初戦突破を果たした。
この試合、M・ルチッチ=バーロニは、クルニッツのサービスゲームを6度破って1時間52分の接戦を制した。
2回戦では、世界ランク88位の
M・バーテル(ドイツ)と対戦する。バーテルは同日の1回戦で同77位の
J・ブレイディ(アメリカ)に7-5, 6-4のストレートで勝利しての勝ち上がり。
現在、世界ランク23位のルチッチ=バーロニは、1997年に当時15歳でプロ転向を果たし、その直後のクロアチアでのツアー大会でタイトルを獲得。さらに、1999年のウインブルドンでは若くしてベスト4入りを果たすなどの活躍を見せ、天才少女と称された。
今年1月の全豪オープンでは、1999年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来18年ぶりに四大大会でベスト4に進出。アビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、WTA インターナショナル)ではベスト4、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)ではベスト8進出を果たすなど好調をキープしている。
今大会の上位シードは、第1シードが
M・キーズ(アメリカ)、第3シードが
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第4シードが
E・ヴェスニナ(ロシア)、第5シードがC・ウォズニアキ、第6シードが
S・ストーサー(オーストラリア)、第7シードが
K・ベルテンス(オランダ)、第8シードが
A・セバストバ(ラトビア)。
第2シードで出場予定だった
J・コンタ(英国)は、右肩の怪我を理由に今大会を欠場した。
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