22日から開幕する男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に第2シードで出場の
錦織圭は初戦の2回戦で、世界ランク74位の
K・アンダーソン(南アフリカ)と予選を勝ち抜いた同85位の
D・ラヨビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。今大会は32シードの選手が1回戦免除のため、2回戦からの登場。
>>マイアミOP対戦表<<アンダーソンとは錦織の2勝1敗。ラヨビッチには2連勝している。
30歳のアンダーソンは怪我の影響で現在の世界ランキングを74位まで落としているが、2015年にトップ10入りした実力者。
203センチの長身から繰り出すサービスと強力なストロークを武器とし、これまでツアー3大会で優勝している。グランドスラムでは2015年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で
A・マレー(英国)らを破り、初のベスト8へ進出。今年は3大会に出場したうち2大会で初戦敗退を喫している。
26歳のラヨビッチは21日の予選決勝で
N・キッカー(アルゼンチン)をストレートで破り、本戦入りした。四大大会では2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のベスト16進出が自己最高。
一方、20日に発表された世界ランキングで自己最高タイの4位へ返り咲いた錦織は、マイアミ・オープンに7年連続8度目の出場。
上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第25シードの
F・ベルダスコ(スペイン)、4回戦で第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、準々決勝で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する組み合わせ。
昨年は大会初の決勝進出を果たしたが、
N・ジョコビッチ(セルビア)にマスターズ初優勝を阻まれた。
今大会の第1シードは
S・ワウリンカ(スイス)、第2シードは錦織、第3シードは
M・ラオニッチ(カナダ)、第4シードは
R・フェデラー(スイス)、第5シードは
R・ナダル(スペイン)、第6シードはD・ティエム、第7シードはチリッチ、第8シードは
D・ゴファン(ベルギー)。
世界ランク1位のマレーと同2位のジョコビッチは肘の怪我により欠場している。
また、世界ランク58位の
西岡良仁は1回戦で同79位の
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。
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