男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス3回戦で第13シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を破る金星をあげた世界ランク70位の
西岡良仁が試合後、自身のツイッターに「自分でもびっくりしてます」と驚きを隠せていなかった。
>>錦織vsミュラー1ポイント速報<<>>西岡vsワウリンカ1ポイント速報<<>>BNPパリバ対戦表<<この日、第1セットを落とし、第2セットもゲームカウント2-5とリードを許した西岡は第8・第10ゲームでベルディヒのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える崖っぷちに立たされた。
その後、バックハンドのパッシングショットを決めるなどで息を吹き返してタイブレークの末にセットカウント1-1に追いつくと、ファイナルセットでは最後センターへサービスエースを叩き込み、元世界ランク4位のベルディヒを2時間21分で振り切る見事な大逆転勝利を手にした。スコアは1-6, 7-6 (7-5), 6-4。
マスターズ初のベスト16進出を果たした西岡は、4回戦で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)に挑む。ワウリンカは3回戦で第28シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
その他では第8シードのD・ティエム、第10シードの
G・モンフィス(フランス)、第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第27シードの
P・クエバス(ウルグアイ)も4回戦へ駒を進めた。
2回戦で第1シードの
A・マレー(英国)を破る金星をあげた世界ランク129位の
V・ポスピシル(カナダ)は、3回戦で同106位の
D・ラヨビッチ(セルビア)に逆転負けした。
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