男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク70位の
西岡良仁が第13シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を1-6, 7-6 (7-5), 6-4の大逆転で破る金星をあげ、自身初のマスターズ16強入りを果たした。
>>西岡vsワウリンカ1ポイント速報<<>>BNPパリバ対戦表<<この試合、第1セットを落とした西岡は第2セットも先にブレークされ、第8・第10ゲームでベルディヒのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。この崖っぷちから驚異の追い上げでタイブレークの末にセットカウント1-1に追いつき、ファイナルセットでミスを誘い出してリードすると、最後はセンターのサービスエースを決めてゲームセット。2時間21分で大逆転勝利を手にした。
今大会は2回戦で第19シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)との身長差41センチにおよぶ対決をストレートで制し、この日も元世界ランク4位のベルディヒを下した。
2試合連続でシードを破る快進撃の西岡は、4回戦で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
その他の日本勢では、第4シードの
錦織圭が3回戦で第25シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)と顔を合わせる。この試合は日本時間15日の3時(現地14日の11時)に開始予定。
>>錦織vsミュラー1ポイント速報<<
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