女子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(UAE/ドバイ、ハード、WTAプレミア)は23日、シングルス準々決勝が行われ、第10シードのC・ウォズニアキが17歳で世界ランキング70位の
C・ベリス(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで下し、2年ぶり6度目のベスト4進出を果たした。
この試合、ウォズニアキはわずか1度しかブレークを許さず、自身は4度ベリスのサービスゲームを破って1時間7分で勝利した。
準決勝では、世界ランク35位の
A・セバストバ(ラトビア)と対戦する。両者は今回が3度目の対戦で、ウォズニアキの2連勝中。前回は昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準々決勝で対戦しており、このときはウォズニアキが6-0, 6-2のストレートで勝利した。
ウォズニアキは、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権に今年で7度目の出場。2011年には、決勝で
S・クズネツォワ(ロシア)を破って初優勝を飾り、以降5年連続でベスト4に進出と、好成績をおさめている。前回出場の2015年は、準決勝で
S・ハレプ(ルーマニア)に敗れた。
2011年には、当時20歳の若さで世界ランク1位の座を獲得したが、これまで四大大会での優勝は1度もなく、四大大会での最高成績は2009・2014年の全米オープン準優勝。
近年は世界ランクを落としているが、これまで25度のツアー優勝を誇り、現在は15位まで世界ランクを上げてきている。今季は開幕戦のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、インターナショナル )、アピア国際シドニー女子(オーストラリア/ シドニー、ハード)でベスト8に進出。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦で敗退したものの、前週のカタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア)では準優勝を飾った。
一方、第4シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)らシード勢を下す金星をあげて勝ち上がったベリスだったが、快進撃はここでストップした。
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