男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)は20日、第7シードの
G・シモン(フランス)が20歳の
K・カチャノフ(ロシア)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、2年ぶりの2回戦進出を果たした。
この試合、1度もブレークチャンスを掴むことが出来ずに第1セットを落としたシモンだったが、続く第2・3セットではカチャノフのサービスゲームを3度破って1時間55分で勝利した。
2回戦では、ワイルドカードで出場の
D・シャポバロフ(カナダ)と同じくワイルドカードで出場の
J・ベネトー(フランス)の勝者と対戦する。
シモンは今回で、オープン13に3年連続11度目の出場となる。2015年は、決勝で
G・モンフィス(フランス)を6-1, 1-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下して初優勝を飾ったが、これ以降約2年間タイトルから遠ざかっている。
今シーズンは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランド スラム)で3回戦進出を果たしたが、前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では、2回戦でD・ティエムにストレートで敗れた。
今大会のシード勢は、第1シードがモンフィス、第2シードが
JW・ツォンガ(フランス)、第3シードが
N・キリオス(オーストラリア)、第4シードが
L・プイユ(フランス)、第5シードが
A・ズベレフ(ドイツ)、第6シードが
R・ガスケ(フランス)、第7シードがシモン、第8シードが
B・ペール(フランス)。
上位4シードは、1回戦免除のため2回戦からの登場。
昨年は、キリオスが決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を6-2, 7-6 (7-3)のストレートで下し、ツアー初優勝を飾った。
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