男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は15日、シングルス1回戦が行われ、第2シードのD・ティエムが19歳の
A・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、2年ぶり3度目の2回戦進出を果たした。
この試合、ズベレフに5本のサービスエースを決められて第1セットを落としたティエムだったが、第2・3セットで3度のブレークに成功し、1時間44分で勝利した。
準々決勝では予選勝者の
PH・エルベール(フランス)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。エルベールは1回戦で
F・ロペス(スペイン)、2回戦で
E・ドンスコイ(ロシア)をそれぞれストレートで下しての勝ち上がり。
23歳のティエムは現在世界ランク8位で、これまで7度のツアー優勝を飾っている。1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、自身初の4回戦進出を果たしたが、その後のソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)では初戦で敗退した。
一方、前週の南フランスオープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)でキャリア2勝目をあげ、自己最高の18位で今大会に臨んだズベレフは、2年連続の2回戦進出とはならなかった。
この日、その他のシード勢では、第3シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第5シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第6シードの
JW・ツォンガ(フランス)らも順当に勝利した。
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