男子テニスツアーのソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第9シードの
V・トロイキ(セルビア)を6-3, 6-3のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
この日、7本のサービスエースを叩き込んだディミトロフは、ファーストサービスが入った時に90パーセントの高い確率でポイントを獲得し、トロイキに1度もブレークを許さなかった。さらに3度のブレークに成功し、1時間5分で勝利。
準決勝では、世界ランク87位の
N・バシラシヴィリ(グルジア)と対戦する。ノーシードのバシラシヴィリは2回戦で第1シードのD・ティエムを破る金星をあげ、準々決勝では第8シードの
M・クリザン(スロバキア)に逆転勝ちしての勝ち上がり。
この日、その他では第2シードの
D・ゴファン(ベルギー)、昨年覇者で第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)もベスト4へ進出した。
地元で初優勝を狙うディミトロフは、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2014年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約2年半ぶりに四大大会4強入り。準決勝では
R・ナダル(スペイン)に惜敗し、初の決勝進出とはならなかった。
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