男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 ドイツ対ベルギー(ドイツ/フランクフルト、ハード)は3日、シングルス2試合が行われ、世界ランク22位の
A・ズベレフ(ドイツ)は勝利したが、同29位の
P・コールシュライバー(ドイツ)は敗れて、ドイツは1勝1敗とした。
第1試合でコールシュライバーは、
S・ダルシス(ベルギー)と対戦。第1セットを落としたものの、第2・3セットは、3度のブレークに成功してセットカウント2-1と勝利に王手をかける。しかし、続く第4・5セットでは、タイブレークを制することができず、4-6, 6-3, 6-2, 6-7 (2-7), 6-7 (5-7)のフルセットで敗れた。
負ければ2敗と崖っぷちに立たされる第2試合、19歳のズベレフはA・グレーフ(ベルギー)と対戦。17本のサービスエースを決めたズベレフは、ブレークを1度も許さず6-3, 6-3, 6-4のストレートで圧倒し、1勝1敗に戻した。
大会2日目の4日に行われるダブルス第1試合は、
M・ズベレフ(ドイツ)/
J・シュトルフ(ドイツ)組と
R・ベーメルマンス(ベルギー)/ J・ルール(ドイツ)組が対戦する。
また、エースの
R・ナダル(スペイン)を欠くスペインは、昨年準優勝を飾ったクロアチアと対戦。クロアチアも主力の
M・チリッチ(クロアチア)抜きでの戦いとなった。
第1試合に登場した
P・カレノ=ブスタ(スペイン)はF・スクゴール(クロアチア)に6-3, 3-6, 4-6, 6-4, 6-7 (6-8)のフルセットで敗れた。しかし2試合目に登場した
R・バウティスタ=アグ(スペイン)は6-4, 6-2, 6-3のストレートで快勝し、スペインは1勝1敗で2日目に繋げた。
2日目のダブルスでは、昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)覇者の
F・ロペス(スペイン)/
M・ロペス(スペイン)組とM・ドラガンヤ(クロアチア)/ N・メクティッチ(クロアチア)組が顔を合わせる。
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