テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子ダブルス準決勝が行われ、
穂積絵莉/
加藤未唯組は第2シードの
B・マテック=サンズ(アメリカ)/
L・サファロバ(チェコ共和国)組に2-6, 6-4, 4-6のフルセットで敗れ、日本人ペアで史上初の四大大会決勝進出とはならなかった。
>>ナダルvsラオニッチ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<第1セット、先にブレークに成功した穂積/ 加藤組だったが、リードを守りきれずこのセットを落とす。
続く第2セットでも昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝したマテック=サンズ/ サファロバ組のコンビネーションに苦戦してポイント先行を許すも、第7ゲームでブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したが、その後3度のブレークを許して敗れ、快進撃は準決勝でストップした。
穂積/ 加藤組は3回戦で、第4シードの
S・ミルザ(インド)/
B・ストリツォワ(チェコ共和国)組を破る金星をあげた。さらに準々決勝では
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)/
A・ペトコビッチ(ドイツ)を下し、日本人のペアで全豪オープンで史上初、四大大会では2002年の
杉山愛/
藤原里華組以来15年ぶりの快挙を成し遂げていた。
また、今大会のシングルス予選で加藤は敗れたが、穂積は3試合を勝ち抜き四大大会初の本戦出場。1回戦では
C・ウィットフェフト(ドイツ)にストレートで敗れた。
昨年、穂積/ 加藤組はカトヴィツェ・オープン(ポーランド/カトヴィツェ、ハード、WTAインターナショナル)でツアー初優勝を飾っている。
一方、勝利したマテック=サンズ/ サファロバ組は、決勝で第1シードの
C・ガルシア(フランス)/
K・ムラデノヴィック(フランス)組と第12シードの
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)/
S・ペン(中国)組の勝者と対戦する。
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