テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、女子ダブルス準々決勝が行われ、日本人のペアで史上初の4強入りを果たした
穂積絵莉/
加藤未唯組が、試合後の会見で「すごく嬉しい」と喜びを語った。
この日、穂積/ 加藤組は今大会のシングルスでベスト8へ進出している34歳の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)と、シングルスで元世界ランク9位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで下し、日本人のペアで全豪オープンでは史上初、四大大会では2002年の
杉山愛/
藤原里華組以来15年ぶりの快挙を成し遂げた。
穂積は「本当に自分たちもびっくり。今日は自分たちのプレーが出来れば、チャンスはあると思っていました」と述べ、加藤は「引かず、積極的に仕掛けられた」と振り返った。
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穂積絵莉
「ストロークがしっかりしているという情報があったので、自分が良くない時は引いてしまう。今日は、どれだけ打たれてもしっかり打ち返していこうと決めていました。グランドスラムの準々決勝だからというのはなく、自分たちが出来ることを全力でやろうと(加藤と)話をしていました」と穂積は勝因を語った。
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加藤未唯
加藤は「楽しみながらプレー出来ればという気持ちでした」と加えた。
四大大会において日本人のペアで史上初の決勝進出に向け、準決勝では昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝を果たしている第2シードの
B・マテック=サンズ(アメリカ)/
L・サファロバ(チェコ共和国)組と対戦する。
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穂積絵莉
穂積は、以前に
M・ヒンギス(スイス)/
S・ミルザ(インド)に敗れた際「今まで強い人たちと当たる時、名前負けしてしまった。当たる前から引いてしまう部分がある」という反省から「絶対に自分たちが引かずに、いいプレーを出来るようにして、勝ちにいきたいと思います」と意気込んだ。
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加藤未唯
加藤は「チャレンジャーとして気持ちでは引かず、勝ちにいくことを忘れずいきたいと思います」と宣言。
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