女子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、インターナショナル)は4日、世界ランク48位の
大坂なおみと第2シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)のシングルス2回戦が行われる予定だったが、ヴィーナスが怪我のために棄権を発表したため、大坂が不戦勝でベスト8入りとなった。
1回戦で
An・ベック(ドイツ)をストレートで下して2回戦へ駒を進めていた大坂は、準々決勝で第8シードの
A・コニュー(クロアチア)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
19歳の大坂は、2016年シーズンに出場したグランドスラム3大会(全豪オープン・全仏オープン・全米オープン、ウィンブルドンは怪我で欠場)でシード選手を破って3回戦進出を果たす活躍を見せ、東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、プレミア)ではWTAツアー初の決勝進出。
10月には日本勢初のニューカマー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)に選ばれた。
その他の日本勢では、
奈良くるみが2回戦で
L・デイビス(アメリカ)に3-6, 3-6のストレートで敗れ、3年ぶり2度目の準々決勝進出を逃した。
今大会の第1シードは
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードはヴィーナス、第3シードはC・ウォズニアキ、第4シードは
B・ストリツォワ(チェコ共和国)、第5シードは
K・ベルテンス(オランダ)、第6シードは
A・パブリュチェンコワ(ロシア)、第7シードは
J・オスタペンコ(ラトビア)、第8シードはコニュー。


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