男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は19日、ダブルス準決勝が行われ、第7シードの
R・クラーセン(南アフリカ)(南アフリカ)/
R・ラム(アメリカ)組が第2シードの
J・マレー(英国)/
B・ソアレス(ブラジル)組を6-1, 6-4のストレートで下し、大会初の決勝進出を決めた。
>>ファイナルズ組み合わせ表<<この試合、クラーセン/ ラム組はマレー/ ソアレス組に1度もブレークを許さずに第1セットを先取すると勢いに乗り、続く第2セットでは2度のブレークに成功。1時間で勝利を手にした。
決勝では、第5シードの
H・コンティネン(フィンランド)(フィンランド)/
J・ピアース(オーストラリア)組と対戦する。コンティネン/ ピアース組は同日の準決勝で第3シードの
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組を7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、決勝へ駒を進めた。
クラーセン/ ラム組とコンティネン/ ピアース組は予選ラウンドロビンで対戦しており、その時はコンティネン/ ピアース組が6-3, 6-4のストレートで勝利している。
一方、敗れたマレー/ ソアレス組は決勝進出とはならなかったが、ペアで年末ランキング1位が確定している。
ATPワールドツアー・ファイナルズは、今季の獲得ポイント上位8組のみが出場できる。8組が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2組が決勝トーナメントに進出する。
予選ラウンドロビンの結果一覧は下記の通り。
【グループ・フレミング/マッケンロー】(1)
PH・エルベール(フランス)/
N・マウー(フランス) 0勝3敗
(4)
F・ロペス(スペイン)/
M・ロペス(スペイン) 1勝2敗
(5)H・コンティネン(フィンランド)/ J・ピアース 3勝0敗
(7)R・クラーセン/ R・ラム 2勝1敗
【グループ・エドバーグ/ヤリード】(2)J・マレー/ B・ソアレス 3勝0敗
(3)B・ブライアン/ M・ブライアン 2勝1敗
(6)
I・ドディグ(クロアチア)/
M・メロ(ブラジル) 1勝2敗
(8)
TH・フェイ(フィリピン)/
M・ミルニ(ベラルーシ) 0勝3敗
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