2016年12月2日(金)から4日(日)の3日間、さいたまスーパーアリーナにて開催される世界が注目するテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、Coca-Cola IPTL)の、大会ルールが発表された。
「Coca-Cola IPTL」は1セット6ゲーム先取による5セットマッチの団体戦。男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・ミックスダブルス・男子レジェンドシングルスを1セットずつ行い、開催国チームがこの試合順を決めることができる。
勝敗は5セット間で獲得したゲーム数の合計で決まる。各セット、1度だけ選手交代が可能で、ゲーム中にコーチングタイムアウトを取ることが可能。リターンゲームでは1セットに1回だけポイントが2倍になる「コカ・コーラパワーポイント」や、同点の際はタイブレーク方式で勝敗を決する「シュートアウト」などIPTL独自のルールで会場を盛り上げる。
コート内外の選手が一体となって戦うことができるため、今までにない「団体戦」ならではの醍醐味を味わえるルールとなっている。
日本をホスト国とする「JAPAN WARRIORS」は2年連続で参戦。昨年に引き続き、
錦織圭と
奈良くるみといった日本の男女両エースや、レジェンド枠として
F・ゴンサレス(チリ)、元世界ランキング1位の
M・サフィン(ロシア)や、Coca-Cola IPTL初参戦の
M・ヒンギス(スイス)、ダブルス元世界ランク3位の実力を持つ
JJ・ロジェール(アンティル)が所属する。
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【大会ルール】○リーグ戦各チームはそれぞれの開催国においてIPTL独自のラウンドロビン方式(リーグ総当たり)にて試合を行う。ラウンドロビン終了時に上位の2チームが決勝へと進み、その勝者がIPTLの優勝チームとなる。
○リーグ戦順位のつけ方ラウンドロビンでの獲得ポイントにより順位を決定する。ポイントは、以下のように与えられる。
・勝利の場合:3ポイント
・合計20ゲーム以上獲得して負けた場合:1ポイント
獲得ポイント数が並んだ場合、以下の方法で順位を決定する。
・直接対決の結果
・直接対決での獲得ゲーム数
・勝利した試合の最大ゲーム差
・コイントス
○試合フォーマット男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・ミックスダブルス・男子レジェンドシングルスの各種試合を1セットずつ行い、その獲得合計ゲーム数で争う5セットマッチ。開催国チームが下記5種の試合順を決めることができる。それ以外の2チームはコイントスによって試合順を決める権利を決定する。
○選手交代・各セットにおいて1度だけ選手の交代が認められる。
・ダブルスの場合、他のダブルス、シングルス、レジェンド選手との交代が可能。
・シングルスの場合、他のシングルス、ダブルス選手との交代が可能。
・レジェンドシングルスの場合、他のレジェンド選手とのみ交代が可能。
・怪我などで交代可能な選手がいない場合、そのセットは負けとなり、勝ったチームはそのセットにおいて6ゲームを獲得する。ただし、負けたチームにもそれまでに獲得したゲームは加算される。
○得点方法・サービスにおけるレットは適用しない。
・アドバンテージ方式は適用しない。
・6ゲーム先取の5セットマッチ。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウトを適用する。
・5セットマッチ後、合計獲得ゲーム数が多いチームがその試合の勝者となる。
・スーパーシュートアウト
5セットが終了した時点で2チームの獲得したゲーム数の合計が並んだ場合、スーパーシュートアウトを行い、勝者を決める。
出場選手は、開催国チームもしくはコイントスの勝利チームのキャプテンが決定する。
10ポイント先取のタイブレーク方式。タイブレークのカウントが9点で並んだ場合は、デュースにはならず次の10点目を取ったチームがそのセットを制する。
○シュートアウトゲームカウントが5-5のとき、7点先取のタイブレーク方式で勝敗を決める。
タイブレークのカウントが6点で並んだ場合は、デュースにはならず次の7点目を取ったチームがそのセットを制する。(ゲームカウントは6-5となる)
○最終セット(第5セット)の特別ルール最終セットを獲得したチームがその時点で負けている場合、相手チームと獲得合計ゲーム数が並ぶまでそのセットを続けることができる。獲得合計ゲーム数が相手チームと並んだ場合は、スーパーシュートアウトを行って勝敗を決める。ただし、相手チームが1ゲームを獲得した時点で相手チームの勝利が決定する。最終セットの出場選手が続けてプレーする。
○コカ・コーラ パワーポイント・レシーバーの選手は次のプレーで取得する得点が倍になる、コカ・コーラパワーポイントを行使することができる。
・コカ・コーラ パワーポイントは各チーム、1セット・スーパーシュートアウトにつき1回まで行使できる。
○コーチングタイムアウト各チーム、各セットにつき1回50秒以内のコーチングタイムアウトをいつでも使用できる。
※50秒の内訳:タイムアウト20秒、ベースラインに戻る時間:10秒、サービスの準備時間:20秒。
※審判は、20秒経過後にコールする。
○ショットクロック以下のショットクロック(時間制限)を設けている。
・サーブは20に行うこと。
・コートチェンジは90秒以内に行うこと(サーブまでの20秒を含む)。
・セット間の休憩は3分間。
・コーチングタイムアウトは50秒以内に行うこと(詳細は上述の通り)。
時間切れになった場合はポイントを失うことになる。
○コートチェンジ試合開始から3ゲーム後に選手はコートチェンジを行い、その後は2ゲームごとに交代する。
90秒以内に行うこと(ショットクロック適用)。
○ニューボールセットごとにニューボールが提供される。セットの途中でのボール交換は認められていない。
○コイントス ・開催国チームもしくはコイントスの勝者が、サービス権を選択する。ただしこのコイントスは事前に非公開で行われる。
・開催国チーム以外の対戦でスーパーシュートアウトが行われる場合、コイントスの勝利チームが出場選手を、もう一方のチームがサービス権もしくはコート選択権を選択する。この場合のコイントスは公開で行われる。
○試合結果の調整・合計実施試合数が多いチームが発生した場合、該当チームは全てのチームとの対戦後、1試合分の結果を最終結果から差し引く。
・その場合、相手チームにはその差し引きは適用されない。
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