男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)は18日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク86位の
杉田祐一は元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)に6-3, 6-7 (1-7), 3-6の逆転で敗れ、初戦で姿を消した。
第1セット、杉田はアルマグロからミスを誘い出し、第6ゲームでブレークに成功。その後もリードを守り、このセットを先取。
第2セットに入ってもミスを連発するアルマグロに対し、好調の杉田は第10ゲームでセットポイントをしのいでタイブレークへ持ち込む。
しかし、タイブレークを落とすと流れは徐々にアルマグロへ傾き、ファイナルセットの第7ゲームでこの日初のブレークを許した杉田は失速し、逆転負けを喫した。
両者は今回が2度目の対戦で、アルマグロの2連勝。
28歳の杉田は今シーズン好調で、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で初戦突破。W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では予選を突破し、1回戦で
N・マウー(フランス)、2回戦で
A・ズベレフ(ドイツ)を下し、マスターズ初のベスト16進出を果たした。世界ランキングの自己最高は、今年8月の82位。
一方、勝利した31歳のアルマグロは、これまで13大会で優勝しており、世界ランキングでは2011年に9位まで上り詰めている。
2回戦では、第7シードの
J・イズナー(アメリカ)と元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
今大会の第1シードは
G・モンフィス(フランス)、第2シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第3シードは
I・カルロビッチ(クロアチア)、第4シードはズベレフ。上位4シードは1回戦免除で、2回戦から登場する。
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