男子テニスの楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)は大会2日目の4日、シングルス1回戦が行われ、第6シードの
N・キリオス(オーストラリア)が世界ランク107位の
R・ハリソン(アメリカ)に7-5, 6-2のストレートで勝利し、2年連続の初戦突破を果たした。
>>楽天OP本戦対戦表<<第1セット、互いにサービスキープが続くも、キリオスが2度のブレークチャンスを活かし1度ブレークして、ゲームカウント7-5で先取する。
第2セットは序盤からキリオスが主導権を握る。第5・第7ゲームでブレークに成功し、自身は1度もブレークチャンスを与えずストレートで勝利した。
両者は今回が初の対戦だった。
また、この試合の第1セットの第8ゲーム途中で観客が階段を踏み外して倒れるアクシデントが発生。
試合は約10分間中断し、観客席へキリオスがペットボトルの水を渡すと、観客から拍手を受けた。
21歳のキリオスは、今年2月のオープン13(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)でツアー初優勝、8月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)では2勝目をあげた。
2回戦では予選から勝ち上がった
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。
両者は今回が3度目の対戦で、キリオスの2連勝中。
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