日本テニス協会は29日、10月3日からの楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)に出場を予定していた世界ランク3位の
S・ワウリンカ(スイス)が、怪我により欠場すると発表。この結果、2年ぶり3度目の優勝を狙う同5位の
錦織圭(日本)が第1シードで出場することが決まった。
昨年の決勝戦で
B・ペール(フランス)を下して大会初優勝を飾ったワウリンカは、今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でタイトルを獲得し、
A・マレー(英国)に並ぶ四大大会3勝目をあげた。
前週のサンクトペテルブルグ・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、ハード、ATP250)では決勝で19歳の
A・ズベレフ(ドイツ)にフルセットで敗れ、準優勝に終わった。
楽天ジャパン・オープンは、予選が10月1日(土)-2日(日)、本戦は3日(月)-9日(日)。
リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で銀メダルを獲得した
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と
B・チョリッチ(クロアチア)も欠場を表明している。
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