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ティエム棄権でデルポ8強

デル=ポトロ、ティエム
(左から)デル=ポトロとティエム
画像提供: tennis365.net
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス4回戦が行われ、度重なる手首の手術を乗り越えて復帰を果たしたJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が準々決勝進出を決め、1991年のJ・コナーズ(アメリカ)以来となる最も低いランキングでの8強入りを果たした。

>>全米オープン対戦表<<

この日の試合では第8シードのD・ティエム(オーストリア)と対戦したデル=ポトロだったが、6-3, 3-2とリードしたところで膝を負傷したティエムは試合続行が不可能となり、わずか72分でゲームセットとなった。

当時39歳だったコナーズは、キャリア終盤を迎えていたため、大きくランキングを落としていながらも準々決勝へ駒を進めた。27歳のデル=ポトロの場合は、両手首の複数回に及ぶ手術で2年以上のツアー離脱を強いられたため、現在はランキングを落としている。

しかし、いずれの物語もその勝ち上がりで会場のフラッシング・メドーへ詰めかけたファンを大いに沸かせ、2009年の全米チャンピオンであるデル=ポトロは、その時の勝利を思い出させるものとなっている。唯一、その時と違うのはまだ接戦となるマラソン・マッチに直面していない。

今大会直前に出場したリオデジャネイロ・オリンピック1回戦でN・ジョコビッチ(セルビア)を下してそのまま勝ち上がり、見事銀メダルを獲得する活躍を見せた。そのため、連戦の疲れが残っているデル=ポトロにとっては、この日の勝利は喜ばしい結果となった。

第2セットの第5ゲームが終わるとティエムはトレーナーを要求し、右膝に治療を施した。そしてコートへ戻るもわずか1ポイント戦っただけで、試合続行不可能と決断を下した。

デル=ポトロ自身もトレーナーから右肩にマッサージを受けていたが、その後は変わらぬサービスゲームを展開し、第2セットもティエムから1度ブレークを奪いゲームカウント3-2とリードしていた。

ティエムが語るには膝が痛み出したのは3日前からで、水が溜まり腫れが出てしまったことから起きていると自身は感じており、普段通り歩くことも出来なくてなっていた。そして、この日の試合の第1セット終盤でさらに悪化してしまった。より一層の悪化を避けたいとするティエムは、その後にMRIを撮って検査を受けるつもりだと話した。

「この3日間は、あまり膝を曲げることも出来なかった。だから足を引きずるようにしか歩けなかった」

3日に23歳の誕生日を迎えたティエムは、今季ブレークのシーズンとなっていた。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では自身初となる四大大会でのベスト4入りを果たすと、世界ランクではトップ10入りも果たした。

出場した大会で次々に好成績を叩き出したティエムだったが、ツアー最多の69試合を既に戦っており、長いシーズンは徐々に体への負担が出始めていた。それに加えて、今大会はここまでの勝ち上がりでも3試合で12セットも戦っていた。

「もちろん、今年ここまで試合をするとは想像もしていなかった。来年は確実に多少のスケジュール調整が必要になるだろう」とティエムは述べた。

デル=ポトロは準々決勝で、I・マルチェンコ(ウクライナ)を6-4, 6-1, 6-7 (5-7), 6-3で下した第3シードのS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。

怪我から復帰後、最初に出場したグランドスラムとなった今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の2回戦で、デル=ポトロはワウリンカから勝利を飾り、再びトップレベルの実力があることを証明していた。

「準々決勝ではもちろん彼(ワウリンカ)が勝つと思われているだろう。でも試合は何が起こるか分からない。どの試合も、観客からパワーをもらっている」と準々決勝への意気込みを語った。

世界ランク174位だったコナーズは、その時に準決勝まで勝ち上がった。現在世界ランク142位のデル=ポトロは、そのステージまであと1勝が必要だが、2013年のウィンブルドン以来となる四大大会でのベスト8入りを決めた。

試合直後のオンコート・インタビューでデル=ポトロは、この2年間は自宅のテレビでこの大会を観戦していた悲しい思い出を振り返った。

「復帰してグランドスラム2大会目で準々決勝まで勝ち上がれるとは思っていなかった」とデル=ポトロ。

「今は良いテニスが出来ている。日々テニスが向上している」

2009年の決勝戦でデル=ポトロは、R・フェデラー(スイス)を下して優勝した。

その時と似たような勝ち上がりを今年も見せていると問われ「あの時は、ロジャー(フェデラー)との決勝戦しか覚えていない。でも今年、彼はいない。それは自分にとっては良いことだけどね」と笑いながら答えていた。

(STATS - AP)






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