テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、2年ぶり3度目のベスト16進出を果たした第6シードの
錦織圭(日本)は、試合後の会見で「難しい展開でした」と振り返った。
>>全米オープン対戦表<<この日、世界ランク42位の
N・マウー(フランス)と対戦した錦織は、第1セットを落とす苦しい展開を強いられ「押された部分はありましたし、ファースト(第1セット)は(マウーの)スライスに対応出来ていなかった」とコメント。
続けて、第2セットはファーストサービスが入る確率が38パーセントだったことについて「全く良くなかったので、そこが1番苦労した部分」と課題を述べた。
この日の勝利で、今年の四大大会は全てベスト16進出となった錦織は「(今大会は)ベストな試合がまだない。直さないといけないところの方が多いような気がする。テニス自体は悪いわけではない。そろそろギアを上げていきたいです」と気を引き締めた。
4回戦では、第21シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
もし錦織がベスト8進出を果たした場合、準々決勝ではリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で金メダルを獲得した第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する可能性がある。同日の3回戦でマレーは
P・ロレンジ(イタリア)を下し、4回戦へ駒を進めた。
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