テニスの全米オープン(アメリカ、ニューヨーク/ハード、グランドスラム)の男子シングルスに第4シードで出場する
R・ナダル(スペイン)は、今季苦しめられた左手首の怪我について26日の会見で語った。
ナダルは自身が得意とする全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を、今年は左手首の怪我で3回戦を前に棄権。
その後も治療のため、約2カ月間のツアー離脱を強いられた。14度グランドスラムを優勝しているナダルは、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で復帰し、男子ダブルスで金メダルを獲得、男子シングルスでも4位に入る活躍を見せた。
26日の会見では「普通にフォアハンドを打ち始めることが出来るようになった」と語ったが、そのショットに本来の自信を掴むためには、まだ時間が必要だとしている。
最初に怪我から戻った時は痛みを避けるためのテクニックが必要だった。今は本来のショットを気持ちよく打てるようになっていると述べた。
(STATS - AP)
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