- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

棄権ナダル「フォア打てない」

現在開催している全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で、史上最多となる9度の優勝を誇るR・ナダル(スペイン)が、手首の怪我のために今大会を棄権することを27日に行われた会見で発表した。

>>全仏オープン対戦表<<

「とても辛い瞬間となってしまった。この大会の2週間をこれまでの1年かけて待っていた。」と、落胆しながら自身の思いを語るナダルは、28日に3回戦を行うはずだった。

左手首をブルーの器具で固定して会見に登場したナダルは、この日の会見を「人生において、最も辛い会見の1つ」と表していた。

14度のグランドスラム優勝を持つナダルは、どんな大会でも怪我を負いながら出場することはなかった。「しかしこの大会(全仏オープン)は、シーズンを通して最も大切な大会」だからここまで戦ってきたと、その想いの強さを明かしていた。

26日に行われた2回戦には、痛み止めの注射を打って臨んでいたナダル。しかしその夜には「どんどん痛みが増した」とし、27日に目が覚めると手首を動かすこともままならなかった。そしてMRIで検査を受けた。

「結果は良いものではなかった。」とナダル。

加えて、練習さえも出来ないとし、このままでは大会を終わりにすることも出来ないだろうと思いを述べていた。

「フォアハンドを打つことが出来ない。」と、ナダルが武器としている鋭いスピンの効いたショットが打てないことを公にしていた。

左手首の腱に炎症が見られ、これからの10日間で優勝するまでに必要な試合数の5回を痛み止めの注射を打って戦い抜くことは不可能だと判断された。

大会主催者であるG・フォルジェ(フランス)は「彼(ナダル)はこの決断をしたくないと言っていたが、彼の周りの人達、特にフィジカル・トレーナーは腱が破れてしまう危険性があるため試合を続けてはいけないと彼に伝えていた。そうなると復帰するまでに一生かかってしまう。そう考えると、今回の決断は正しいものだと感じている。」と状況を受け止めていた。

ナダルが語るには、すぐに手術は必要ないとしながらも、ここで休養しなければ手術が必要になるかも知れなかった。会見が開かれた27日からちょうど1カ月後に開催されるウィンブルドンには間に合うと予想されている。

今大会は、開催直前にグランドスラム史上最多優勝数を誇るR・フェデラー(スイス)が腰の怪我のために欠場を表明しており、フェデラーに続くナダルの欠場は、今後の全仏オープンで更にスターを欠いてしまう結果となる。

ナダルの全仏オープンでの圧倒ぶりは、どのグランドスラムでも見ることは出来ないもの。これまでの全仏オープンでナダルは72勝2敗の成績を上げると同時に、2005年から2008年の4連覇に続き、2010年から2014年の5連覇と、その勢いは留まることを知らなかった。

フォルジェは「彼(ナダル)は、この大会では最高のチャンピオンなんだ。」とナダルを称賛していた。

2009年の4回戦でR・ソデルリングに敗れたのが、ナダルが全仏オープンで記録した最初の敗戦で、それによりそこまでの連勝を31で止められることとなった。そして2度目の敗戦は、昨年の準々決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)によるもので、その時はそれまでの39連勝を止められた形となっていた。

今大会に第4シードで出場していたナダルは、今回の手首の怪我にはこの数週間悩まされ、全仏オープンのためにパリへ訪れた時は多少の痛みで済んでいた。しかし大会が進むに連れて痛みは悪化していった。ナダルは1回戦も2回戦もストレートで勝利していた。

ここまでの勝ち上がりでナダルは、グランドスラムでの成績を200勝30敗とし、勝率は8割7分としている。ナダルは今大会で、グランドスラム200勝を達成した歴代8人目の選手となった。

フォルジェは「今朝ナダルは練習を行わなかった。だからきっと何か問題があるのではと感じていた。」と語り、ナダルのチームのメンバーが話がしたいと27日に言ってきた時には「すぐに悟った。何か良からぬことが起きているんだと。」と、その時の気持ちを語っていた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・ナダル復活? マレーが語る
・快勝ナダル GS200勝達成
・ナダル 「マイナスなニュース」
(2016年5月28日10時46分)

その他のニュース

4月2日

【速報中】錦織圭vsクルーガー (11時49分)

新世代3選手が台風の目に (8時04分)

40歳ワウリンカ 今季ツアー初白星 (7時12分)

4月1日

第1シード清水綾乃ら 初戦突破 (22時06分)

磯村志ら 日本勢8名が初戦突破 (21時07分)

19歳 フィリピン史上初の快挙 (19時21分)

メド 2年2ヵ月ぶりトップ10陥落 (17時22分)

錦織圭 4月出場大会 視聴方法・賞金・詳細 (12時54分)

パオリーニ 最優秀コーチとの別れ発表 (12時08分)

東京発テニスブランドがポップアップ開催 (11時46分)

ダニエル太郎 予選勝者に敗北 (10時56分)

ガスケ 崖っぷちから執念の逆転勝ち (8時15分)

元世界17位の37歳が今季引退へ (7時15分)

3月31日

初Vの19歳 大会前「歩けなかった」 (20時14分)

ジョコ称賛「負けた方が嬉しい…」 (19時21分)

錦織圭 クレーコートで練習 (17時06分)

大坂なおみ 16強で世界56位に浮上 (16時09分)

錦織圭 日本勢トップ維持 (14時55分)

準Vジョコ「君の方が上」 (13時28分)

「人生最大の日」19歳 ツアー初V (13時10分)

19歳メンシク、ジョコ破りV (12時17分)

ジョコ 19歳にストレート負けで準V (11時53分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsメンシク (9時38分)

加藤未唯ペア、マイアミOP準優勝 (9時16分)

柴原瑛菜ペア 逆転負けで準V (7時35分)

錦織圭 初戦は世界141位 (6時21分)

3月30日

岡村恭香と穂積絵莉が本戦王手 (22時21分)

チリッチ完全復活か 快勝でV (21時24分)

熊坂拓哉 チョンに敗れ2週連続準V  (20時17分)

柴原瑛菜/ジョイント組 決勝進出 (16時07分)

「もう決勝で負けたくなかった」 (12時07分)

18年ぶりチャレンジャー大会決勝進出 (11時08分)

トゥロターと中川直樹は予選敗退 (10時03分)

連続Vで史上6組目の偉業達成 (9時07分)

世界1位 圧巻の強さで初優勝 (7時57分)

【動画】19歳メンシクがジョコビッチ撃破でV、優勝の瞬間 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!