男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)や第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)らトップシード勢がベスト8を前に敗退した。
>>W&Sオープン対戦表<<この日、錦織は世界ランク21位の
B・トミック(オーストラリア)と対戦し、6-7 (1-7), 6-7 (5-7)のストレートで敗れた。
14日に行われたリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)の男子シングルス3位決定戦ではナダルをフルセットで破り、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)銀メダリストの
熊谷一弥(日本)以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を成し遂げていた。
銅メダル獲得後、休む間もなくすぐ今大会に入り試合をこなした錦織は、試合中も疲れが見え、第2セットでは腰をおさえるなどの仕草もあった。
今後は、29日からの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場する予定。
また、同日の3回戦では第2シードのワウリンカ、第3シードのナダル、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第7シードのツォンガが敗れ、第9シードの
G・モンフィス(フランス)は背中の怪我を理由に棄権した。
シード勢では、リオデジャネイロ・オリンピックで金メダルを獲得した第1シードの
A・マレー(英国)、第4シードの
M・ラオニチ(カナダ)、第8シードの
D・ティエム(オーストリア)、第12シードの
M・チリッチ(クロアチア)がベスト8進出を決めている。
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